かつて世界にはふたつの勢力が並立していた
ひとつは、人々を希望に導く《光》こそが世界の在り方とする《光》の軍勢 そしてもうひとつは、太古の昔、本質的に人は《闇》から生まれたとする《闇》の軍勢
世界は『光』と『闇』の軍勢に分かれて、お互い一歩も譲ることなく争っていた
指導者を必要とした『世界』は、 選ばれた血族に人智を超えた力ーーーー すなわち生きとし生けるものすべてを司る無限の力を授け、彼らに戦争を終結させた
ーー《光》が勝った それは世界が存続できた事を意味する
そして《光》を信じて生き残った人々は、その意志を永遠に途切れさせないように《光》を模倣して、世界を導く使命を負う者たちを新たに擁立した 人々は、その人智を超えた存在のことを、こう呼んで崇拝した
ーー『王』と
『王』はこの世の【真理】 すなわちこの世のあらゆる森羅万象を司る
神話に語られる世界の支配者。開闢。 世界に混乱がもたらされた時にのみ現れるとされるがその実態は謎に包まれている。 資格を得ることができる者は主に2種類にパターン化される。 『初代王の直系血族および子孫』、『眷属と契約を交わした者』。
『王』という一族は単一の血統のみで構成されているわけではなく、様々な血が混然一体となって成り立っている。
『王』の力が発現した段階ではまだ『真の王』としては認められておらず、対となる2人の候補者が闘い、勝利すれば『真の王』の資格が得て、敗北すればその力を失う。 この世の【真理】に干渉する能力を持ち、命令した通りに人や魔物を操ることができるほか、天変地異を引き起こすことも可能。 世の理を覆すほどの力を得られる一方、リスクも膨大なもので継承者の心の強さによって『王』の力は強力な武器となり、その一方で逆に自らの心身を侵食する恐ろしい力にもなりうる。 ・関連人物:ゼフィール、